WordPressの「Custom Field Template」を使ってみた

WordPressの「Custom Field Template」プラグインを使用してみました。

しばらく最新プラグイン等のチェックをあまりやっていなかったこともあってか、正直これ便利すぎて無駄に一人でテンションが上がり、「これすごくない?!」なんてとなりの髭の人にそのテンションで話しかけて温かい目で見られたりもしました。今では反省しています。

カスタムフィールドの設定支援を行うプラグインは他にも色々あるかと思いますが、このプラグインでは以下のような点が便利だと思います。

  • 管理画面からカスタムフィールド郡をテンプレート化して複数管理することが可能。
  • 投稿タイプや固定ページ、カテゴリ毎に表示の出し分けが可能。カテゴリの場合は投稿画面でカテゴリ選択した時点で動的に表示が切り替わる。
  • 各入力項目に対して、細かな設定が可能(textareaに本文入力と同様のエディタをつけたり、textfieldに日付を入力するためのdatepickerを付けられたりします)
  • 検証はしていませんが、項目自体をサイト内検索に含める(デフォルトだと対象は本文のみですよね)ようにする設定項目があります。これ、結構すごくないですか?

いつもCustom Field GUI Utilityを使用していたのですが、最新バージョンを確認したところこちらもフィールドの出し分けなどに対応している模様。使えるtypeもこちらが少し多そうです。

管理画面から設定を行える点(Custom Field GUI Utilityでは設定ファイルをローカルで編集してアップロード)や、カテゴリごとの表示切り替えがAjaxである(Custom Field GUI Utilityでは、一旦保存しなければ反映されない)など諸々の点でCustom Field Templateのほうが使い勝手はいいような気がしました。

設置にあたっては以下のサイトを参考にしました。

設置の際に、少々テンパッていたこともあって色々ひっかかったのですが、特に一大事だったのは、設定項目にないパラメータを書くとなんだか色々起こってしまったことです。

例えばname=という変数にフィールド名書いていると、なぜかうまいこと各フィールドのラベルとして扱ってくれて、正常動作に見えるのですが保存が全くできませんでした。(この場合、label=として書いておいて、設定で「カスタムフィールドのキーの代わりにラベルを使用する」にチェックを入れると意図通りの動きとなりました。)

例えば他のプラグインのパラメータである、br=1とかうっかり残していたら、カスタムフィールドが表示さえされませんでした。うおお、なんかやってしまった!って思って結構ドキドキしました。(これは、この一文を消したら普通に動きました)

パラメータをちゃんと正確に書けばよいだけなんですけどね・・・

CMSとして使用する際には、管理画面のユーザビリティはとても重要です。3.0以降から利用可能となったカスタム投稿タイプや、カスタム分類なんかも併用して、使いやすい管理画面になるよう心がけていきたいと思います。