社内で制作の上での規約や規則、その他技術情報やTIPSなどを共有することができたほうがよいのでは?というアドバイスを受け、とりあえずですが制作チームで使うためのwikiを設置してみました。
こういうのは、どれだけ皆が情報を共有することに協力的かで成否が変わってくるものなので、できれば協力してくださいね>社内各位。
さて、設置へ。
今回使用したのはMediaWikiです。
動作環境
細かい動作環境は公式サイトで確認していただくとして、とりあえずphpが動いてMySQLを設定できればおおむね動きます。世間一般のWebサーバーなら問題ないかと。さくらやロリポップ等なら問題ないようです。最低限これで動いたよ、という報告のつもりなので、サーバーの細かい仕様や設定によってはさらに細かい手順が必要な場合があります。あらかじめご了承ください。
以下、導入手順です。はい、ざっくりと。
1.公式サイトから現在のバージョンのファイルをDL
2.解凍してサーバーにアップ
サーバー上で解凍からインストールまで全て行うこともできますが、書いてる人と読んでる人の知識レベルを考慮してそれは割愛でOKだろうと。
インストールを行うには、書き込み権限を変更する必要があります。アップ後、インストールフォルダ直下にある[config]のパーミッションを777(or755)に変更します。
3.DBの準備
あらかじめ、DBについて以下の情報を控えておきます。
# DBサーバ
# データベース名
# DBユーザ
# DBパスワード
# テーブル名に付ける接頭文字
4.インストール(というか設定)開始
インストールはブラウザ上から行います。以下のURLにアクセスします。
非常にシンプルな初期画面が現れます。「set the wiki」というリンクをクリックすると設定画面へ移ります。
必須項目には赤字で注意書きがあり省略できません。適宜入力します。
選択項目の部分は、僕の場合は全てデフォルトで大丈夫でした。
サーバーの仕様によっては特殊な設定が必要になるのかもしれませんね。
DBの項目には先ほど用意した項目を入力します。
DBが一つしか使えない契約で、既に使用している場合にも、接頭辞によりDBテーブルが区別されてうまいことやってくれるので、特に意識せず、同じDBを指定して構いません。
以上が設定できたら保存します。
インストール処理自体はこれで完了です。
5.後処理
冒頭で書き込み権限を変更しましたので元にもどします。各サーバーの仕様に従ってください。705や755、600などですね。
その後、インストールフォルダ/config/LocalSettings.phpをインストールフォルダに移します。これでindex.phpがトップ画面になります。
これでとりあえず設置までは完了です。普通に使えます。便利な世の中だなあ。
細かいことは、もう少し使ってみて、心震わすなにかがありましたら書こうと思います。