Windowsだと、Acrobatを持っていない場合はフリーソフトを使うなどの工夫が必要となるPDFファイル作成ですがmacだと標準昨日だけでPDFを作成、編集することができます。便利便利。
作成
まず、PDFファイルの作成ですがmacOSの10.5以前と10.6以後で挙動が違うようで、10.5以前だと印刷の際にプリンタとしてPDFを選ぶ形のようですね。
10.6以後は、セキュリティの関係上とやらでプリンタ一覧にPDFをが出なくなった代わりにプリントダイアログの左下に「PDF」というボタンが出来ています。
これを押すとメニューが表示され、PDFを作ることができます。作る方はこれで概ね問題ないですね。
編集
PDFファイルの中身の編集はさすがに編集可能なアプリケーションを用意する必要があるようです。フリーでいくつかあるようですのでそれらを使うといいですね。
ただ、ページの追加、削除程度であれば、実は標準のアプリである「プレビュー」で可能です。意外に高機能です、プレビュー。
やり方は簡単で、普通にプレビューでPDFをファイルを開くと右側にページの一覧がサムネイル表示されていますが、そこにドロップすれば追加、そこから削除すれば削除、となります。それを普通に上書き保存すればページの追加や削除は完了です。
この際、操作次第で微妙に挙動が違うので注意が必要です。
まず削除ですが、コンテキストメニューから「ゴミ箱に入れる」を選んでも捨てることはできません。捨てたいファイルを選んだ後、delキーでダイレクトに捨てちゃいましょう。
次に追加について。これが微妙。
複数ページを持つPDFをプレビューで見た場合、最初の一枚は表紙としてバインダーのような形をしていると思います。追加の際は任意の箇所にドロップすればそれでOK。
ところがPDFが1ページのみの場合、そもそも普通の画像のようにサムネイル表示されてます。それに2ページ目として新しい一枚をドロップする場合、ドロップする際のカーソルの位置によって微妙に意味合いが変わるのです。
まず比較的近い位置や、重なる位置にドロップすると、そのPDFのへの追加として扱われます。その場合、境界線が出て、その中に含まれてます的な表示がされ、かつ、追加後は表紙に当たるページはファイルのような表示に変わります。
そして一方やや遠目にドロップした場合はPDFへの追加と解釈されず、プレビューするオブジェクトを「プレビュー」のサムネイルリストに加えただけ、的な扱いとなるのです。その場合は、追加位置に横線が表示されるのみなので、わかってて見てるとその違いがわかります。
最初何度やっても追加ができなかくて困ったのですが、要はそういうことでした。
使いやすいフリーのツールがある場合には別ですが、画像を1ページ追加するとか、特定のページを削除するなど、ちょっとしたことをさくっとやりたいときは「プレビュー」便利です。
お試しちょっとしたことですが、お役に立てば幸いです。