WP-D Week5日目はJSについてでした。
JSと言っても僕が普段やってる装飾やUIになんらかのギミック加えたりなどの見た目に関わるお話ではなくて、お二方ともデータを使って動的にサイトを形成する部分のお話でした。
河村 奨さん
Riot.jsの開発に携わっておられ、その紹介でした。
Riot.jsはJavaScriptのUIライブラリで、すごく簡単に書くとカスタムタグを作るためのライブラリ、ということのようです。コンポーネント実装なんかに効いてくる、とのこと。
例えばweatherとかのオリジナルタグが作れたとして、その中の温度や湿度などのデータをリアルタイムでweatherタグ内の情報に反映することができる、ということ。
html上のテキスト情報などを変更する際、これまでだと一旦jsで受け取って、jsからなんらかのフックでhtmlを書き換える、という段階を踏むはずだったのが、そのタグで直接受け取ることで「書き換える」というアクションを起こす必要が無くなる、というのがメリットとのこと。
具体的にはアプリや、それに類するウェブ上のコンポーネントを作る際に、カスタム化することでよりわかりやすくシンプルな構築を可能にすると。
この件、現時点で自分にはそこまで響いて無くて、正直その使用する場面もまだピンと来ていないのですが、これからのウェブは情報を場面や閲覧者によって出し分ける時代にシフトしていくと。だからリアルタイムでページを書き換えるという点についてどんどん仕様の検討や開発が進んでる状況みたい。
静的コンテンツ作って終わりな時代はもう終わりを迎えつつあるようです。というか、それはそれであるけど、それを仕事としてのうのうとやれる状況が終わりつつある、ってことかもしれないです。
もはや、自分はよくわからない、自分の守備範囲では無い、では済まされない段階なんだろうと思って、少しおなか痛くなりました。
高橋文樹さん
サーバサイドの技術をなんらか持ってると世界広がるよ的な認識で、JSをサーバサイド言語として使うnode.jsをご紹介いただきました。
「ウェブサービスは作れる」ということをお話されました。
セッションの中で実際にサーバに繋いでnode.jsの動作サンプルを構築するというデモをやられたのですが、時間的に最後は間に合わず、でも簡単にできるからやってみたらどうですかという点はとても伝わりました。黒い画面(我が家のターミナルは白ですが)を恐れずに。
雑感
今日のセッション内容は自分のスキル的には未開拓の分野で、わからないことが多々ありました。でも、これは後日の話に繋がっていくのですが、ウェブの世界は常に変化していて、これからの生き残り戦略として、サーバサイドと折り合いをつけて、ユーザーに響くコンテンツをどう創っていくか、なんて辺りは避けて通れない部分だというのが、僕のようなクラスタの人間が少なくとも今日受け取るべき内容だったのでは、と思ってます。
いやはや難しいです。